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【進撃の巨人】物語のテーマ考察と最終回予想

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進撃の巨人が最終話間近ということで、作品全体のテーマの考察と、少しだけ展開予想をしていきます。
ネタバレありなのでご注意ください。

進撃の巨人のテーマですが、結論から述べます。
『左翼すぎてもいけないし、右翼すぎてもいけない』
だと私は思いました。

詳しく見ていきます。


この作品は、大きく前後編に分かれています。
それに伴い、2つの真逆のテーマがそこで切り替わっています。

巻数にすると~22巻 ⇔ 23巻~

アニメだと~3期 ⇔ ファイナルシーズン

展開でいえば、シガンシナ奪還編以前 ⇔ マーレ編以降ですね。


まずは前半のテーマ『左翼すぎてはいけない』から解説します。

これは割合、わかりやすい描写が多かったと思います。
壁内の身分格差や壁に守られて余裕こいた民衆、おまけにスラムまであります。
これはエリートやシステム頼みの典型的な共産主義社会に近いです。
その傲慢さを、敵に突かれるわけですね。つまり左翼に否定的。

対するエレンや調査兵団は「戦え」「戦え」「心臓を捧げよ」「駆逐してやる」
まるっきり争いや冒険大好きの右翼です。
端的にいえば『このままじゃあかん』って思想ですね。

その過激さが壁内人類には白い目で見られていたわけですが、前半の展開を見る限り、この右翼的思想が『この時点では』正しかった。
それは間違いありません。
その努力や犠牲の甲斐あって、エレンたちは壁を出て、ついに海を見ます。


『中道』という言葉があります。
左翼と右翼の間の思想で、どちらの意見も取り入れたバランスのいい状態です。
22巻の第90話、海を見た瞬間。
ここがエレンたちが『中道』に達し、そうあり続けられるかの分岐点でした。

並の漫画ならここで終わります。
そうした方が綺麗にまとまることでしょう。
しかしそこは進撃の巨人です、今度はサイドチェンジしてもう一つのテーマを追い始めます。
ここで訳わかんなくなって脱落した読者もかなり居りますが、それこそが進撃の面白さだと思います。


次は後半のテーマ『右翼すぎてはいけない』です。
前半で『極左→中道』と改革を進めたエレンが、そのまま右に突き進んだらどうなるでしょうか?
正解は『極右』となり、泥沼の闘争を始めることになります。
これがネットで叩かれている闇堕ちエレンの正体です。

マーレ編以降のエレンの行いはひどいものでした。
レベリオでは民間人を×しまくり、恨みを買ってサシャを失う。
仲間を×しまくった仇敵であるはずのジークと何やら悪巧み。
幼馴染のエレンとアルミンには散々悪態をつき傷つけます。
完全に悪役です。悪役で間違いないです。

『どんな大義があろうと』これは『許されない』
わざわざ『』で括ったのは訳がありまして、これは記事の中で回収します。

さてガチ右翼すぎるエレンは、かつての壁内貴族よろしく皆の敵となってしまいました。
これに対し、かつてのエレンのように反抗したのは一体誰でしょうか?
私が思うに、それは仲間やその家族たちみんなです。
特に、娘サシャを失ったブラウスさんが象徴的なセリフを残しています。

「サシャが殺されたんは… 森を彷徨ったからやと思っとる」
「せめて子供達はこの森から出してやらんといかん」


どうでしょうか。復讐にかられたエレンとは真逆の態度ですよね。
これが『知性』や『思いやり』に根差した左翼的思想でしょう。
エレンの思想は行き過ぎたことで正しさを失いました。
平和を願う思想の元、結束した者たちに打倒されることとなります。
それはかつての敵味方の垣根を超えたものとなりました。


…しかし、エレンは単なる極右のイカレ野郎だったのか?
ジークを利用してまで成し遂げたかったのが地ならしによる民族浄化??
ではないだろう、というのは登場人物たちも予想していますね(笑)

ここからは私による最終回の展開予想です。

エレンはおそらく、『始祖ユミル』にエルディア人の巨人化能力を消してもらうつもりだったのではないでしょうか?
始祖の巨人エレンを倒したミカサを見て、始祖ユミルは微笑んでいます。
それは人間が巨人に勝ったからなのか、(おそらくループの中で?エレンの死後、エレンを忘れる選択をし続けた)ミカサがエレンを自ら手にかけ、その上で忘れないという愛を示したからなのか。
それは分かりません。
また、それがエレンと始祖ユミルの契約なのか、始祖ユミルの自由意志なのかも分かりません。

ですが、エレンの目的は巨人をシステム的にこの世から消してしまうことだったと、私は考えています。
「一匹残らず駆逐してやる」の言葉通りに。

だって、あのエレンだよ!?(笑)

そう考えると、最終話前にジャンコニーガビレオンハートさん皆みんなが一斉に巨人になってしまったカタストロフィ、あれが諌山先生なりの絶望のファンサービスだったんじゃないか?と腑に落ちる部分があります。
物語的にも、あそこで仲間や家族を無駄に死なせる必要性は感じないし、これは戻るんじゃね?と。
そうなって欲しいという私の願望も含めてですが(笑)

また、巨人が消えれば多くのエルディア人にとってエレンは英雄でしょう。
しかし無茶な計画で×された人やその家族はたまったものじゃありませんね。
どんな大義があろうと許されません。

私はミカサがエレンの首を落とした時、スッキリしたと同時に改めて諌山先生を尊敬しました。
『因果応報』がちゃんと仕事してる。
×す奴は×されます。殴る奴は殴られます。創作の中だけでもそうあってほしい。
ですからエレンはA級戦犯として裁かれ、英霊として祀られてほしいなぁ。
とにかく、このままいってほしいですね。それがもう一つの願望です。


他にも書きたいことはたくさんありますが、ここでこの記事は一旦終わりにします。
4月9日、11年半の歴史の集大成となる最終回を、一緒に楽しみに待ちましょう!!

※最終回後にもそのテンションのままもう一筆書くかもしれません(笑)
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